五十肩の治し方、ケア方法

こんにちは(⌒▽⌒)♬

 

 

今回は「五十肩の治し方、ケア方法」をお伝えさせていただきます♪

 

 

前回のブログでもお伝えしましたが五十肩は初期症状の「炎症期」があり、その次に「拘縮期」→「回復期」と段階を踏んで快方に向かいます。

 


炎症期に無理をしてストレッチをしてしまっては症状悪化に繋がりかねないので具体的な状態を記載していきます。

 

 

炎症期(痛みがとても強い時期)
明らかなきっかけが無く、急速に強い痛みが生じます。多くの場合、安静時痛、夜間痛を伴います。

 

 

拘縮期(肩周りの動きが硬くなる時期)
強い痛みが和らいだ後、肩の動きが悪くなる「拘縮」へと移行する時期です。肩を動かした時に痛みを感じたり、動きの悪さから日常生活動作に不自由を感じることが多く感じます。

 

 

回復期(症状が回復してくる時期)
運動時の痛みや運動制限が次第に改善する時期です。積極的な運動やストレッチを行うことで、肩の動きの回復が早くなります。

 

 

炎症期でのケア方法としましては肩をあまり動かさずに安静にして鎮痛消炎の湿布や炎症を抑える塗り薬で痛みを和らげることが有効です。

 

ここで無理をして動かしてしまうと炎症期が長引いてしまう恐れがあります。

 


夜間痛への対策としましてはバスタオルを折りたたみ、痛みのある肩から肘の下に敷き、クッションとして用いれば腕の重みでの負担が軽減され痛みを和らげることが出来ます。

 

 

拘縮期でのケア方法としましては入浴やホッカイロ等で全身の血流を良くしたり患部を温めることで痛みの緩和に繋がります。

 

注意点としましては温めた後に痛みが増すようならば炎症が残っているので無理に温めないようにしましょう。

 


運動で有効なのはアイロンやペットボトルを持って前後左右に動かす「振り子体操」が有効です。

 

肩関節に牽引の効果を加えつつ動かすことにより拘縮していた箇所の可動域を拡げることが出来ます。

 

 

回復期では積極的な運動やストレッチが必要になります。拘縮期で行った振り子体操に加え、壁を使って可動域を拡げていく運動が有効になります。

 


➀壁に対して横向きに立ち、痛い方の手を挙げて壁につけ、指先をはわせるようにして上へと動かしていき、体が伸びきったところで20秒静止する。


➁今度は壁に正面に向いて立ち、同じように片手をつけ、上の方へ動かしていき20秒静止する。


➀と➁のセットを交互に5回程度繰り返す。

 


運動時の注意点としまして伸ばしている部分が気持ちいいと感じる程度が望ましいです。

 

 

五十肩は痛み、肩が上がらない、力が入らないなど様々な症状が出ます。

 


「肩が痛いから五十肩」と自己診断をせず、専門の病院や整骨院への受診をお勧めします。

 


当院では問診・視診・触診、テスト法により患者様の症状を見極め、的確な施術とアドバイスをする事が出来ます。

 


セルフケアと施術により早期回復を目指しましょう( ◠‿◠ )♬

 

 

次回は「ギックリ腰」についてお伝えします(*'▽'*)